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#5518
眞本匠
キーマスター

回答させていただきます。

後方への振り向きは、頸部の回旋刺激が入ることがポイントです。
前庭刺激となり、不安定性を惹起する大きな要因となり得ます。
よって、歩行中の進路変更、方向転換時にふらつきやすくなるか?を評価する前段階として有用です。

360度方向転換はそのままで、方向転換時の転倒リスクですね。
振り向き動作と比較すると片脚保持時間が長く、足部内外の筋の発火も必要になります。
よって、前庭刺激+で筋性の要素も求められるのがポイントです。

踏み台昇降に完全に直結する動作はないと考えられます。
ですが、階段昇降や障害物跨ぎ時に求められる
【トゥクリアランスの確保、片脚立位保持が可能か】を見るためには非常に有用です。

会談にしろ跨ぎにせよ、踏み替え動作時に求められる片脚支持+クリアランス確保は必要になりますね。
身体重心の持ち上げ、前方への重心移動、加速といったフェーズの分析となると、それらの動作自体を評価する必要がありますが、前段階の上述した2つは踏み替え動作でまかなえます。