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#5859
masakiyamanaka
参加者

池田先生お疲れ様です!

こちらのケースの進捗状況なのですが、残念ながらあまり芳しくなく、

●肩関節前方挙上

自動で90° 他動で130°

●外転 90°

●結帯 L2

●1st外旋 他動で20°

といったところで、ケースのホープである肩関節挙上160°にまだまだ届かない状況です。

介入して1ヶ月半がたち、1st外旋の可動域以外にほぼ変化がなく、

かなり焦っております。

今は、①内転制限と②1st外旋制限を中心に介入しています。

①に対しては、肩甲骨を徒手的に上方回旋位に固定した状態でGHを
内転すると、内転-30°くらいですが、Ⅰb抑制を加えながら棘上筋前部を伸張していくと、肩甲骨を上方回旋位で固定した状態で内転しても、腋窩につくようになります。

②に対しては、

筋肉の評価より

棘上筋前部は短縮

肩甲下筋上部はスパズム

大胸筋鎖骨部は、肩甲下筋の筋力低下による代償としての過緊張

と評価し、

棘上筋前部に対してはストレッチ

肩甲下筋上部に対してはⅠb抑制

大胸筋鎖骨部に対しては肩甲下筋上部の出力を挙げるトレーニングをしています。

このような介入を三週間続けて、

1st外旋の可動域が5➡️20°

といったところです。

肩関節前方挙上にアプローチする前に

1st 外旋28° 2nd内旋13°

を獲得したいのですが

今のアプローチで大丈夫でしょうか?

また、肩甲下筋上部のスパズムと筋力低下があり、ホームエクササイズとして、腱板トレーニングの指導を検討していますが、如何でしょうか?

実際に症例様を見ていないため、かなりアドバイスが難しいとは
思いますが

なにかご指摘頂けたら幸いです。

宜しくお願い致します。