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2022年10月9日 12:24 AM
#6015

キーマスター
本日1日かけて「STG、BTBのリハ内容の違いがスポーツ復帰時期に与える影響」について情報を漁りましたが、やはりそういった報告は散見されませんでした。
そこで以前に働いてたアスリハの先輩PTに連絡し、本質問内容について伺ってみたのですが、アスリートを多くみていても5ヶ月でスポーツ復帰になる例やはり稀で、その方はむしろ5ヶ月での復帰は絶対に止めるとのことでした。
大腿四頭筋筋力が早期回復しているの点については、術前の影響が反映されるため、術前リハで徹底的に左右差を作らないような介入が行われているように思います。
また5ヶ月で復帰に至っているケースについては、その方の背景因子が大きく関わっている可能性があります。年齢的にも選手生命が短く、本人が術後早期復帰を望んている場合は、プロトコルを前倒しにしている可能性はあります。ただ絶対に予後は悪く、再断裂の可能性が高いので、安易に進めないほうがいいです。筋力が獲得できていても骨孔の癒合は怪しすぎますしね...
確かにそういった例がいると、セラピスト側にも焦燥感が生まれるかもしれませんが、プロトコルに沿ってその間にできることを着実にやることが最も重要のようです。
あくまで1人のセラピストの臨床経験ですが、かなり参考になるかと思います^^