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池田先生、お疲れ様です。
本日、また介入しました。 よろしくお願いいたします。
介入前→介入後
挙上(自動)95°→100°
外転(自動)95°→95°
1st外旋 20°→35°
結帯 T10レベル
可動域はそこそこ改善しました。
本日も特に1st外旋制限の改善を中心に介入しました。
介入内容は以下になります。〇=介入後に可動域の改善あり △=変化なし ×=可動域低下
・棘上筋前部の滑走性にアプローチ→△
・棘上筋前部の自動介助運動→△
・CHLのダイレクトマッサージ→◎
・CHLのストレッチ→◎ ※肩関節軽度伸展位で内転操作を加えるとより伸張感あり=前方組織のタイトネスか?
・1st外旋方向への抵抗運動→△
・棘上筋前部のIb抑制→〇
・肩甲下筋上部のIb抑制→〇
・肩甲下筋上部の促通→△
その他
以前に比べ、肩甲骨の下方回旋位は回旋しつつある
上腕二頭筋短頭の圧痛は変わらず
質問❶ 1st外旋の可動域
本日は、上記のように1アプローチごとに反応観ながら介入しました。やはり、CHLへの伸張操作を行うと、即自的ではありますが、可動域が少し改善します。やはり、このケースの1st外旋制限はCHLの影響が強いでしょうか?特に前方組織のタイトネスが強そうです
質問❷ 結帯での疼痛
結帯はT10まで行くようになったのですが、肩関節を伸展位にもっていく際に、骨頭付近に疼痛がありました。これは、CHLの伸張痛か、術創部が伸張された痛みか、骨頭が前方偏移した際の痛みか、、、、どれか悩んでいます
質問❸ 今後の課題
介入後は、自動で挙上100° 1st外旋は35°まで改善したのですが、そろそろ挙上に対するアプローチを実施したほうが良いでしょうか?肩研さんの資料では、挙上120°獲得には、1st外旋が28° 2nd内旋が13°とあります。どうでしょうか?
質問❹ 肩甲骨の下方回旋位
なぜかいつも患側が肩甲骨が下方回旋位にあり、上方回旋方向へのモビライゼーションを行う際に、大菱形筋をリリースしてからおこなうときれいに上方回旋します。原因として挙げられるのは、上方組織のタイトネスにより肩甲骨が下方回旋方向に引っ張られていることが原因でしょうか
質問➎ 前回のアドバイスでエコーでドクターに確認してもらうと良いとアドバイスいただきましたが、本日お願いしてみたら、ダメでした。仕方ないため、取り敢えず、SGHL、MGHL、AIGHL、PIGHL、CHL
このどれかを1つ1つ伸張していき一番制限が強いものに介入しようと思うのですが、どうでしょうか?やたら効率がわるそうですが、、、
以上になりますが、どうぞよろしくお願いいたします。