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#630
池田拓未
キーマスター

考えられる要素はいくつもありますが、日常生活の活動量や心理的な状態は疼痛の日内変動を起こしやすいとされています。

脊髄後角が異常に興奮してしまったり、大脳皮質からの疼痛抑制メカニズムが破綻してしまうという現象は疼痛に対する破局的な思考や不安などといったネガティブな精神状態でも起こります。

また日常生活の活動性が高い人は低い人と比べて疼痛が少ないとされており、そういった人は心理状態も安定していることが多いです。さらには朝の孤独感が夕方の疼痛強度に影響を与えていたり、重要な仕事が遂行されるときは、心理状態が安定し、痛みが少ないなどの報告もあります。

加えて以前解説させていただいた天気痛も絡んでおり、こういった要素が複雑に絡み合って疼痛の日内変動が惹起されていると考えます^^

ちなみにこういった例に対しては有酸素運動が主観的な疼痛強度や気分の改善に有効です!