ホーム › Question&Answer › 質問コーナー › 1st外旋制限について › 返信先: 1st外旋制限について 2022年11月1日 6:17 PM #6364 池田拓未キーマスター ありがとうございます! この評価では、肩関節の挙上にかかわる筋は全てMMT3レベルですので、この結果のみでは、肩甲帯の固定性の低下▷上肢機能の低下と結びつけることはやや強引です。 ですので、まずはGHとSTどちらが挙上制限との関わりが深いのかを明確にする必要があります(どちらもという可能性もあります)。 この段階で私であれば以下の評価を行います↓ ・MRIにて筋萎縮、脂肪変性の確認(なければ、触診での筋ボリューム確認) ▷肩関節周囲炎と違い、術後の不動により筋萎縮が生じている可能性が高いです。 ・肩甲骨固定下、非固定下での筋力差 ・scapular dyskinesis(肩甲骨の運動異常)の確認 ▷挙上時に肩甲骨の内側縁が突出していないか?、下角が突出していないか?、 上肢下制時に早すぎる下方回旋は出ていないか?etc... 一度、ご確認下さい!