返信先: 膝蓋下脂肪体に関して

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#1500
池田拓未
キーマスター

回答させて頂きます^^

まず膝蓋下脂肪体の圧痛についてですが、動態としては膝伸展位で前方移動し、屈曲位で後方移動するというのが一般的です。
その際に膝蓋腱との癒着や膝蓋下脂肪体自体の肥厚があると、この動きが阻害され、痛みを惹起しやすいです。また膝OAによるFT関節の回旋以上によっても過剰な捻転ストレスが伴い痛みにつながりやすいと考えています。そのため、圧痛を取る際も伸展位で前に出た状態のほうが体表から触れられる範囲が大きいため、圧痛も拾いやすいです。介入としてはダイレクトストレッチや膝蓋腱のストレッチなどが有効となります。

そして脛骨外旋位の原因についてですが、こちらに関して1つだけお聞かせ頂きたいのですが、静止立位の際に膝蓋骨はどの方向を向いてますでしょうか?それによって何由来で脛骨が外旋しているのかを推測しやすく、より明確なアプローチをお伝えできるかと思います。

いかがでしょうか?^^