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回答させて頂きます^^
おそらくhamaさんがおっしゃられている内容はこちらの論文のものかと思われます↓
https://www.jstage.jst.go.jp/article/nishiseisai1951/38/3/38_3_1079/_article/-char/ja/
骨盤の動きを大腿骨軸を基準にしているのが、こちらの論文で鉛直方向を基準にしているのが、Caillieによって1988年に書かれた論文内容になるかと思います。
しかし、こちらの一次情報を拾うことができず、そちらで説明されている腰椎骨盤リズムの測定方法については詳細が分かりません。
ただ「鉛直方向=重力の向き」ですので、膝伸展位から前屈運動を行っても、鉛直方向を基準にするのであれば、大腿骨軸基準に比べて動きは大幅に少なくなるかと思います。
ですので、これらの論文からではどちらが先にという部分を拾い出すことは難しいのかなと考えます。
一般論としまして、前屈動作では前半は腰椎屈曲が、後半は股関節屈曲が優位となり、骨盤前傾に対する腰椎の屈曲割合は約60〜120%とされています1)。動き出すタイミングは各対象者により振り幅があまりに大きいと思いますので、私自身は腰椎骨盤リズムを意識した介入を実施する際には、これらの情報を頼りに実施しています^^
この回答は一次情報を拾えていないということが致命的であり、個人的な見解を多く含みますので、hamaさんの意図した回答と異なる場合は、再度ご返信頂けますと幸いです。
<参考論文>
Pries E et al. The effects of age and gender on the lumbopelvic rhythm in the sagittal plane in 309 subjects. J Biomech. 2015 Sep 18;48(12):3080-7