ホーム › Question&Answer › 質問コーナー › 膝蓋下脂肪体に関して › 返信先: 膝蓋下脂肪体に関して
2021年11月25日 6:40 PM
#1638

キーマスター
評価ありがとうございます^^
基本的に上行性運動連鎖であれば、距骨下関節の回内では下腿は内旋することが多いかと思います。
ですので、むしろ運動連鎖は破綻している状態になっています。重度の膝OAではこういったケースは多いですね。
この時点で何が由来して下腿の過外旋が生まれてしまったかは明確化できませんが(脛骨自体の外捻もあるかも)、個人的な見解としては、原因が事の発端が分からない場合は、相対的な位置関係を作り上げないことを意識します。
簡単にいうと、下腿が過外旋しているということは、大腿が過内旋してしまうと、より膝への回旋力は多くなるので、ここを防ぎたいということです。
そう考えると介入例としては股関節外旋可動域の改善や、外旋筋力の強化は優先順位としては高くなります。
または物理的にテーピングにて下腿内旋誘導を促すというのもありです(ご本人の練習も必要)。このあたりを一つヒントとして取り入れてもらえるとよいかと思います!