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#2163
眞本匠
キーマスター

結論としては、
原因は
①侵襲による筋疲労
②固定による可動域制限のある中での無理な前屈姿勢
の二つが考えられます。
そして、評価としては
問診、視診、前傾姿勢での外部体幹伸筋モーメントの評価
を行います。↓↓

【問診】
まずは、
固定術をすることになった病態が何か?
その病態に対し、固定術前後で症状にどんな変動があったか?
の評価(問診)が必要と思われます。

固定術の目的は、神経除圧と不安定性の是正です。なので、
神経症状や不安定性による腰痛があったか、それか固定術で改善したか?を聞き取ります。

もし改善したとします。
にも関わらず、その後に腰痛が新たに出現or違う種類の症状が出現したのであれば、固定術が影響していると考えられます。

ではその原因を考察します。
【視診】
これは視診が必要です。背部の侵襲範囲を確認します。
多椎体間の固定術ということもあり、
広範囲での侵襲をしていると推測されます。
また、椎体間を固定しているため、分節間の可動域も制限され、巨視的な体幹可動域も制限されやすいです。

なので、家事動作で体幹を前傾位にする必要がある時に胸腰椎から屈曲出来ず、股関節から前傾している?と推測しています。

つまり、筋侵襲がある状態かつROM制限もある中で、体幹前傾姿勢を保持すると、容易に筋疲労をきたすと考えられます。

【外部体幹伸筋モーメント】
「筋疲労=一定以上の持続収縮」と今回は過程すると、背筋への負荷が強まりやすい姿勢で痛みが増悪するか、疲労感が増強するかを評価します。

例えば座位体幹前傾位の状態で、両手を大腿部に置いた状態と、そこから手を離した状態。この二つを比較すると、体幹伸筋の負荷が症状に関わっているかが、かなり分かりやすいです。

以上より、
もし私がアプローチをいただいた情報の中で考えるなら、生活指導をすると思います。

外部体幹伸展モーメントが弱まる姿勢での動作指導をメインに行い、対症療法としてホットパックやマッサージ、トリガーポイントリリースを行います^ ^
※もちろん侵襲部位への刺激には注意してです。

固定術の方って難しいですよね^ ^💦
今回の回答が、何かの足しになれば嬉しいです^ ^
何かあれば返信ください!