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#3040
眞本匠
キーマスター

多裂筋は、腰椎の安定性を高める作用があります。
なので、端座位で骨盤を左右に軽く揺するだけでも、多裂筋の活動が触知できることが分かると思います。

※ただこれは筋肥大効果ではなく、促通程度です。

また、端座位で上肢を90度屈曲位にし、骨盤を前傾しながら前に傾いていくのも王道ですがポイントです。
ただ肩関節を使うので、適応外な気はしますが、、、

というわけで、以下の方法を提案します。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/rika/23/4/23_4_477/_pdf

以下抜粋↓

開始肢位は,背臥位,膝 90° 屈曲位とし,水銀血 圧計のマンシェットを両側上後腸骨棘にあたるように し,リラックスした状態で圧を60 mmHgに設定した。

一側下肢を挙上し,踵は床面から5cmの距離を常に保ちながら,膝90° 屈曲位から膝完全伸展位,膝90° 屈曲位へ, という繰り返しの動作を行うこととした。

動作遂行にあたって,60mmHgの圧を一定に保つように,水銀柱を視覚的にフィードバックして腰部の前弯,後弯をコントロールして行わせ,メトロノームに合わせて一定速度(5秒間で伸展位に,5秒間で屈曲位に戻す)で行う。

とあります。マンシェット法ですが、セラピストの手を差し込んで圧をフィードバックするのもありです。
ぜひお試しください^ ^