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2022年5月8日 12:50 AM
#3792

キーマスター
ご返信ありがとうございます^ ^
大腰筋のトレーニングが腰椎の過前弯を助長し最終的にすべり症を悪化してしまうケースになり得ないでしょうか?
の部分ですが、明確な答えは出せません。
というのも、確かに腰椎伸展位での大腰筋ベクトルは伸展方向へ向き、腰椎屈曲位では屈曲方向へ向きます。
このベクトルの程度は、実際に症例の腰椎の滑りの程度や骨盤傾斜を見てみないと分からないからです。
極端に大きく滑りがあれば、takuyaさんの予想されるリスクになる可能性もあります。ですが、生理的前弯程度であれば、安定性に作用することも示唆されます。
そこで、この曖昧な私の回答を簡易的な評価で解決
するとしますと、、、
立位で大腰筋を収縮し、それで痛みが出るか、即時的にその後の動作に腰痛が増悪するか?を確認します。
これで腰痛が増悪すれば大腰筋のベクトルが症例には悪い方向に向いているかも?と推測します。
※補足
基本的には弱化しているのであれば強化でいいとは思ってます^ ^
ベクトルが働く云々の前に、腰椎が不安定と考えますね^ ^