ホーム › Question&Answer › 質問コーナー › 頸肩腕症候群について › 返信先: 頸肩腕症候群について 2022年9月2日 9:29 PM #5428 池田拓未キーマスター ご質問ありがとうございます。 頸肩腕症候群は器質的な疾患がなく、頸部から肩、腕、背部などにかけての痛み・異常感覚を訴える症例につく診断名になります。 そのため、我々としては少しでも多くの理学所見から原因の仮説をたて、見えない敵と戦っていく必要があります。 その上で、私自身が最も重要視しているのは"アライメント修正"です。昨今、頸肩腕症候群の患者は急増しており、明らかにコロナ禍でのリモートワークの流行によって慢性的な姿勢不良が原因であることが予想されます。 おそらくですが、本症例においてもヘッドフォワードやストレートネック、巻き肩などこのあたりに当てはまるマルアライメントが存在しているかと思います。 まずはそれらを加味して、アライメントを評価して頂き、マルアライメントの修正を行うことが最も効率性の高い介入だと考えております。