返信先: 炎症時の前上方組織へのアプローチについて

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#5492
池田拓未
キーマスター

下方回旋していることが多いのですが、これは無理に改善しない方が良いのでしょうか?
▷回旋中間位(中間位の基準はありませんので、健側と同等レベル)まで、下方回旋を改善することは必要です。あくま過度な上方回旋を行わせる必要がないという解釈がスッキリするかと思います。

下方回旋しているのは、上方組織を伸長させない為の所謂、代償動作でしょうか?
▷その可能性は大いに考えられます。長期的に肩痛があり、適切なリハを行っていない人であれば、その可能性は考えられますね。ただシンプルに胸椎の後弯や頭頸部からの下行性の問題、下肢からの上行性の問題から起因していることが多い印象にありまして、どこが根幹となっているかを見極めるのは難しいです。多くの治療的評価や、中長期的な介入からヒントを探し続ける必要があります。