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2022年10月20日 10:02 PM
#6184

キーマスター
mfesが転倒恐怖の評価としては有用です。
アプローチについては、まず
なぜ恐怖心があるのか?をこれでもかと紐解き、アプローチに繋げることが重要だと考えています。
転倒したことがあるから怖い
このパターンが多いですが、具体的には、どの場所で、どんな体の状態の時に、どんな環境で、、、
など、深堀りをしていきます。
その【転倒恐怖の具体的な理由】を共有し、実際にその場面で歩行して、安全に歩けるとフィードバックするもよし、それより難しい難易度で安全に歩けると感じてもらうもよしです。
あとは、歩行、バランス評価のカットオフを利用するのもありです。
10m歩行や6分間歩行、bbsなどの評価がカットオフを超えているのであれば、客観的な評価からみても、あなたは自立レベルですよ。とお伝えするのも効果がある印象です。
仮に、カットオフは超えていない&恐怖心の具体的な理由を再現した場面での歩行を安全に出来ない
この二つが揃ってしまえば、ある程度の恐怖心は持っておいてもいいと個人的には考えています。
もちろん過度なものはダメですが。。
最後に、
序盤にお伝えしたmfesも、10項目以上の動作、IADL場面で自信があるか?を聞く質問紙です。
これを利用し、問診上は怖いといっていたが、いざ動作をやると怖くなかった!と言うこともよくあります。
ぜひ、お試しください。