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#6279
池田拓未
キーマスター

お疲れさまです!

質問❶ アプローチの手順
▷結論、現状CHLの可動域が最も反応がよいと思いますので、そのまま継続でよいかと思います。また肩甲下筋上部のIbや棘上筋前部に対してのアプローチも意義があるのであれば、1st外旋の可動域が広がった状態で実施したほうが効果的だと思います。

質問❷ 1st外旋可動域が定着しない問題
▷この点は何度もお伝えしているように、アライメントの問題が関連しているかと思います。

質問❸ 肩関節挙上 自動と他動の違い
▷あまりにラグが大きいので可及的速やかに筋力に着目したほうが良さそうです。これも以前の内容に重複しますが、他動で獲得した可動域はすぐに自動でも使えるようにアプローチしないと、機能的な意義をなさないと考えています。

質問❹ 介入の優先順位
先程の他動可動域を聞いて少し驚いたのですが、肩甲帯周囲のマルアライメントがある中で、他動挙上可動域が145°獲得できているのは十分だと思います。確かに内転制限や外旋制限にも引き続き注目したほうがいいのですが、すでにそれだけの可動域が確保されているにも関わらず、そこにこだわり続ける意義がそこまでないように思います。個人的な見解としては、早急に筋力トレーニングメインのリハに切り替えたほうが良いかと思います。