ホーム › Question&Answer › 質問コーナー › 筋の逆転作用について › 返信先: 筋の逆転作用について 2021年10月11日 11:48 PM #956 眞本匠キーマスター 回答させていただきます。 今回の内容は、 建内宏重:股関節 協調と分散から捉える human press.2020 から抜粋しています。 股関節0度 外旋制限 恥骨筋、短内転筋 半腱様筋、半膜様筋(外旋位からの外旋制限) 大内転筋後部線維(股関節外旋位からの外旋制限) 内旋制限 股関節外旋六筋 大内転筋前部、中部線維 半腱様筋、半膜様筋(内旋位からの内旋制限) 薄筋(内旋位からの内旋制限) 90度屈曲位 外旋制限 大殿筋上部線維、中殿筋、小殿筋後部線維、梨状筋(60〜75°以降) 内旋制限 梨状筋除く外旋六筋、特に外閉鎖筋 深屈曲位においては、90度屈曲位での回旋制限の股関節伸展筋である、大殿筋の影響が強まる印象(私見)です。 内転筋やハムストリングスは、股関節を中間位に収束させる作用があるとまとめられています。また、今回は靭帯の影響を考慮していませんが、股関節0度ではY靭帯の影響もあるかと考えられます。